本文へ移動

原材料の紹介

鋳造法(キャスティング)

 金属の溶融流動性(鋳造性)を利用して成型する技術で、原料となる地金を溶かし、鋳型に流し込んで凝固させる方法。
  各種地金色のメッキ加工から焼付け塗装まで、幅広い表面加工が可能です。
 

ラバーキャスト

錫(すず)は融点が231.9℃と低くまた柔らかい金属なので、他の金属との合金になることが多く、青銅(錫と銅)、ブリキ(鋼板に錫メッキ)、はんだ、ピューター(主に錫・鉛・銅・アンチモン)などの例があります。
ラバーキャストで使用する材料は、ピューターと呼ばれており、錫・鉛・銅・アンチモン等の合金です。日本ではあまり知名度のない貴金属ですが、欧米では、ゴールド・シルバーに次ぐ第三の貴金属として重宝されています。
 科学的な根拠は定かではありませんが、錫器に入れた水は何日も腐らない、味がまろやかになる等と昔から言われており、中国の水質の悪い地方では井戸に錫を入れたり、錫器で水を飲むことが多かったと言う話や、日本の皇室では、代々お酒を楽しむ際、錫製の酒器に注ぎ、少し寝かせてからお飲みになっているそうです。また、有名なレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」に描かれている食器は錫製だったということが分かっています。
 上記のような神秘的な力を持ったピューター(錫合金)をアクセサリーやキーホルダーとして身につけてはいかがでしょうか。
 

ダイカスト

亜鉛は、全世界で年間730万トン消費されており、その用途は鋼材の防錆用メッキ47%、黄銅19%、ダイキャスト14%、その他20%と多量に使用されています。ピューターと比較すると硬質で若干軽量です。ラバーキャストと比較すると、ダイキャストは金型に材料を流し込むので寸法制度が良いのと型の耐久性に優れ、多量生産に向いています。
ロット数によりラバーキャストとダイキャストの使い分けをするのが一般的です。
 
株式会社佐藤キャスト
〒121-0056
東京都足立区北加平町9-23
TEL.03-3629-1771
FAX.03-3606-5186
0
1
7
8
3
6
TOPへ戻る